手軽にできると話題!16時間ファスティングのやり方を解説

断食といえば厳しい修行をイメージしますが、ファスティングは効率よく食事を絶つことで体内から毒素を排出し、活力を引き出すのです。しかし、ファスティングとはいえ、一定期間食事を制限するだけに厳しい面はあります。短時間のファスティングで効果が期待できると評判になっているのが「16時間のファスティング」です。今回はやり方などを詳しく紹介します。

 

1.16時間ファスティングとは

ファスティング=断食のイメージで、食事が摂れないと思われがちですが、16時間ファスティングは決まった時間内であれば、自分の好きな食事ができます。16時間ファスティングは、食事をしながら美しく痩せられる点も人気の一つです。

1-1.16時間ファスティングのやり方

16時間ファスティングのやり方は、まず一日のうちで食事をしてもよい時間を、8時間設定します。食事の時間帯は自由に設定できます。たとえば食事を取ってはいけない時間帯に8時間の睡眠時間を含めることで、実際の断食は8時間で済みます。

食事可能な時間は自由に選択可能ですが、朝食は身体を目覚めさせてくれるので朝食時間は起床後30分以内に設定することをおすすめします。あくまで、自分の日常生活をベースにし、無理のないスケジュールを組むと、ファスティングが長続きするでしょう。

2.16時間ファスティングの効果

16時間ファスティングで得られる効果はさまざまあります。断食のイメージで、数日間絶食をしなければ効果が期待できない気もしますが、16時間ファスティングは計画したとおり正しく継続することで、成果が得られるのです。

2-1.デトックス効果で腸内環境が整う

16時間ファスティング中は、それまで消化吸収に使われていたエネルギーが、消化器官の修復に回されるといわれています。その一環として、体内に滞留していた便や不要な物質を排出する活動が活発になり、腸内環境が整うと考えられているのです。また、16時間ファスティングは、胃腸などの消化・吸収活動を休ませることになり、器官内部の老廃物や毒素を排泄する働きが強化されるのです。その結果、デトックス効果が働き、腸内環境が整えられます。

2-2.胃・腸の消化機能が復活

16時間ファスティングで胃が空っぽになる時間が増えて胃が休められ、その後、消化機能が復活します。同じように、腸に送り込まれる食べ物も減り、腸の働きを抑制できるのです。胃も腸も休められることで、胃腸が弱っている場合は、ファスティング後に消化能力が復活します。

2-3.免疫力アップ

16時間ファスティングで免疫力アップの効果が期待できます。腸には体全体の約70%の免疫細胞が集まっているのです。16時間ファスティングで腸が整理され、腸管が十分に機能する環境が整うことで、免疫細胞も十分に機能して免疫力が向上するのです。

2-4.肌荒れ改善効果

16時間ファスティング中は、内臓の調子が整えられ便通もよくなり、肌荒れの原因となる有害物質や老廃物も排出されて体内から減るのです。そのため、ニキビや吹き出物なども出にくくなります。このように16時間ファスティングで美肌を手に入れる効果も期待できます。

2-5.オートファジー効果

16時間ファスティングのより、食事を減らすことでたんぱく質などの栄養素が不足すると、人間は自らの細胞を分解することで、エネルギーを得る機能をもっています。このような働きがオートファジーで、自己の体内で細胞を分解する仕組みです。細胞内の悪玉たんぱく質までエネルギー源に変えてくれる能力です。16時間ファスティングにはこのようなオートファジー効果を引き出す能力もあります。

2-6.痩身効果

16時間ファスティングを正しく行うことで脂肪が燃焼し、ダイエット効果が期待できます。人間は、ファスティングで食事制限することで、体内で利用できるブドウ糖が足りなくなるのです。そうなると、体脂肪を燃やしてエネルギーを生み出します。そのときに脂肪酸から作られるエネルギー源が「ケトン体」です。ケトン体が発生し始めると、脂肪をエネルギーとして消費することで、脂肪が消費されダイエット効果も期待できるのです。

 

3.16時間ファスティングを避けるべき方

比較的簡単に始められる16時間ファスティングですが、すべての人が実行できるわけではありません。ファスティングは食事制限をともなうだけに、特異な体質や特定の疾患などがある方は、16時間ファスティングは避けるべきです。具体的に避けるべき方を解説します。

3-1.成長期の子どもたち

急激に成長する成長期は十分に栄養を摂取すべきで、成長期の子どもは16時間ファスティングを行わないようにしましょう。成長期は人生で最もエネルギーを必要とする時期です。16時間ファスティングを行うことで、栄養が足りなくなる恐れもあり、また、成長に支障をきたす可能性もあるため成長期の子どもたちはやめましょう。

3-2.妊娠中の方

妊娠している女性の方は16時間ファスティングをやめましょう。妊娠中は胎児のことを最優先すべきで、お腹の赤ちゃんにしっかりと栄養を届けるため、ファスティングによる食事制限はよくありません。妊娠中は、赤ちゃんのため適切な体重増加も必要です。また、生理中の女性も16時間ファスティングは控えましょう。生理中は基礎代謝が落ちて痩せにくい期間でもあり、効果が出にくくなりがちです。さらに、栄養が偏ることで生理が重くなってしまうのでおすすめできません。

3-3.基礎疾患がある方

基礎疾患がある方の大部分は、体力を維持するか、体力を強化する必要があります。そのため、毎日3食を、規則正しい時間に最適な量だけ食べることが必要です。そうすることが、病気の回復に必要になります。また、1日に必要となる摂取カロリーを下回ると、疾患が悪化することも考えられるのです。

4.まとめ

手軽に始められるため人気の16時間ファスティングについて、やり方や効果について紹介しました。ファスティングは断食を意味することもあって、厳しく苦しいイメージもありますが、16時間ファスティングは決められた時間に食事ができるため、取り組みやすいダイエットもいえます。16時間ファスティングで健康的で、きれいな身体になりましょう。

「大和株式会社」は、東京都千代田区麹町に半蔵門整骨院を開院しております。当院は千代田区半蔵門や麹町をはじめ、当院の周辺地域から患者様が多くご来院され、遠隔地からご来院の方もいらっしゃるほどです。16時間ファスティングはじめ、ダイエットについてもご相談をお受けいたします。

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