むち打ちとは?
交通事故などの衝撃で頭部が激しく動き、頚部などに障害が発生することをいいます。
首や腰の筋肉・靭帯の炎症にとどまるものから、交感神経や神経根に障害が及ぶもの、脊椎本身体に障害が及ぶものまで様々な怪我があります。
専門的な分類
- 頚椎捻挫型
- 根症状型
- バレ・リユウー症状型
- 脊髄症状型
- 脳髄液減少症
主な自覚症状
主な自覚症状として、系統の機能低下・食欲不振頭痛・めまい・吐き気・耳鳴り・首や腰の痛み・コリ・ハリ・手足の痺れふるえ・脱力感・胃腸等消化器の弱り等があります。
症例が多い頚椎捻挫型
幹線道路が次々と整備される一方で、特に都市部では交通渋滞が大きな問題となっています。
そうした現実を背景に、自動車事故の発生件数も確実に増加しており、とりわけ追突事故の占める割合が高くなっています。
むち打ち症は自動車の衝突事故、中でも後ろから追突されたときに起こるケースがほとんどで、その場合、頚椎(けいつい)捻挫型が最も多いとされています。自動車事故の増加とともに、むち打ち症の症例数も増えていると考えられます。
しかし、実際にはまだあまり研究が進んでいない為、むち打ち症という用語の定義や使用される範囲が確定されておらず、詳しい発症メカニズムも明らかにされていないのが現状です。