よく『目からくる肩こり』と言う言葉を耳にします。
「肩こりひどいんですよお。目から来てるんですかねえ?」
とか
「最近目を酷使してるので、肩こりが酷くなって・・・」
とか、よく言われます。
肩こりと眼精疲労でつらい毎日を過ごしている方は、現代社会では非常に多くなっています。
でもー
私自身は目の疲れと肩こりは直接は関係ないと思います。
えー!と思われる方も多いと思います。
肩こりと眼精疲労が悩みの人こんなにいるじゃん!!って思いますよね。
でも直接の関係もなければ、眼から肩こりは起こりません。
なぜなら、目の神経と肩の筋肉は全然つながってないからです。
もちろん、眼の神経と肩の神経もつながってません。
もし繋がっているなら、「肩こりからくる目の疲れ」があってもいいわけですよね。
しかし開業して10年になりますが、「目がつらいんです。肩こりから来てるんですかねえ?」
とは1度たりとも言われたことがありません。
何故、眼からくる肩こりというワードが良く使われるのか?
では全く関係のかと言うと、関係ないわけではありません。
ではどういう関係があるのかと言うと、『目が疲れるようなことをしていると、肩が凝る』ことが多いからです。
土地柄、当院の患者さんはオフィスワーカーが多いのですが、オフィスワーカーの皆さんの肩こりの原因は何だと思いますか?
言うまでもなく、長時間のパソコンワークだと思います。
猫みたいに丸まって、長時間同じ姿勢でパソコンやってれば、そりゃ肩こりますよね。
同時に何が起こるか。眼疲れませんか??
そう。目と肩が同時にダメージ食らうので、さも両者がつながっているかのように錯覚しているものだと考えます。
あとは、長時間のスマホ、ゲーム、あまりよろしくない姿勢での長時間の読書、などもでしょうか。
大方、この辺の理由に入りそうですが、神経的に関係もあります。
肩こりと目の疲れは全く関係ないのか??
それは、自律神経の問題です。
緊張状態が続くことで、ストレスが悪化。
交感神経が優位に働くことで血管が収縮。眼に酸素など栄養素が届かないことにより、眼精疲労になる。
同じ理由で筋肉が緊張収縮し、肩こりが起こる。
直接つながっているわけではありませんが、自律神経を介して両方の症状が同時に起こることはあると思います。
眼の疲れと肩こりは関係なくはない。でも、眼と肩の神経がつながっているわけではありません。これは間違いないです。
『目からくる肩こり』を訴えて来院される方もいらっしゃいますが、『肩からくる眼精疲労』を訴える方はいません。
『肩こりを訴えるが目の疲れは訴えない』方、『目は疲れるけど肩こりを訴えない』方、もいらっしゃいます。
もしつながっているなら、大半の方が目と肩こりを訴えるのが当然だと思いますが、目と肩こりを両方訴える方の方が圧倒的に少ないです。
と言う事は、厳密にはつながってないと言うの正解かと思います。
まとめ
どちらを優先的に改善したいかにもよりますが、肩こりが辛いなら整体やマッサージ。
目の疲れがひどいなら、酸素カプセルなんかがとても有効です。
目の毛細血管はとても細く、酸素を運ぶ赤血球が通りづらいです。
なので、血液に直接溶けて、血流に乗って目の毛細血管の奥まで酸素が届きやすい『溶解型酸素を取り込める酸素カプセル』がお勧めです。
眼精疲労は様々な症状を引き起こすと言われています。
視力の低下も招くと思いますので、我慢せず早めに対処、手当してあげると良いですよ。
眼精疲労で利用いただく方が、一番効果を実感できている印象がありますので、ぜひ試してみて下さい♪
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